雷鳴寺六拾八間堂

1/100 RB-79 ボール

2007/05

使用キット

バンダイ 1/100 マスターグレード ボール Ver.Ka

前置き

新生活も落ち着いてきたので新作なぞ作ってみることにしました。人型はハードルが高いので、お手軽そうなボールをチョイスしました。
改造ポイントも特にないので、とりあえずアニメ版みたいに作ろー、と説明書を眺めていたところ、マニュピレーターの部分が完全にユニットとして独立している作りになっているのに気づき、だったら何度も出撃を繰り返した本体に新品のマニュピレーターユニットを装着した機体、という設定で作ってみることにしました。

製作記事

今回唯一本体に手を加えた部分です。アニメ版に準ずるので、コクピットハッチ上下のバーは取り付けないことにします。
そのため、コクピット上の装甲パーツはバーの取り付け穴を塞ぎ、下のパーツは本体とツライチになるように瞬間接着パテなどで成形しています。
やー、「球」の面取りって難しいですねー。
あと、ダメージ表現として、リューターであちこちにキズを入れています。
んで、パーツを組み上げてサーフェイサーを吹きました。
マニュピレーターの金属シャフト部分と取り付け基部のゴムの部品はマスキングしています。
ちなみに今回は(今回も)各関節は固定で作ることにしています。いや、アクリル塗料を使うので、動かすとどーせ塗装が剥げちゃうので。
下地色を塗ります。本体部分は使い込まれた感じにするので、いわゆるMAX塗りっぽくするために濃ゆい色で塗ってます。マニュピレーター部分は新品なので、発色良く白で塗っています。
なお、アクセントとして、コクピットハッチ上部の装甲も、交換したという設定の下に下地を白で塗りました。
本体色の塗装2回目。あらかじめ調色していた本体色にグレーやら黒やらを混ぜた色を、エッジとキズの部分が残るように吹きつけます。
本体色塗装3回目。2回目よりも明るめの色を同じよーに吹きつけます。
本体色塗装4回目。本体色で以下同文。
マニュピレーター部分の塗装2回目。白い下地の上にそのまま本体色を吹いています。
その後、申し訳程度に本体色にごく少量の白をまぜた色を、ハイライト気味に吹いています。
内部フレーム・砲塔・ディスプレイ台の塗装。以前から余っていたガンメタルのラッカースプレーをそのまま吹いています。
内部フレームと砲塔は、この後、濃い目のグレーを薄く吹き、さらにバーニアや砲口には黒を吹いてすす汚れのような感じにしました。
全体の塗装後、組み上げてスミ入れしてデカールを貼った状態です。
コクピットの「窓」の部分は、有視界飛行もどうかと思い、メタルテープを内側に貼ってみました。なんとも言えない表情をかもし出してて結構気に入ってます。
それにしても付属のガンダムデカール(昔で言うインレタ)の貼りにくいこと。普通のデカールにして欲しかったところですな。
最後に本体部分に黒のエナメル塗料でウォッシングを施し、キズの部分にパステルで汚しを入れました。
新品の部分とメリハリをつけるために少しクドめに汚してみましたが、もう少し控えめでもよかったかも。
今回も例によって、パーツにヒビが入ってしまいました。溶剤をつけ過すぎないように注意したつもりだったのですが。

おまけ

おまけ写真。
妻がボールの内部フレームに目玉(ドールアイ)を取り付けて遊ぶの図。
妻:「まつ毛もつけよーぜー」
俺:「お願いですからやめてください」