雷鳴寺六拾八間堂

ダイクン家専用Gアーマー(キャスバル専用ガンダム&アルテイシア専用Gファイター)

2007/07

使用キット

バンダイ 1/144 ハイグレードユニバーサルセンチュリー Gアーマー

前置き

ネオ・ジオンを設立したキャスバル・レム・ダイクンの愛機と、戦線でも実兄をサポートするためにアルテイシア・ソム・ダイクンが乗り込む支援戦闘機。その赤い機体はネオ・ジオンのシンボルであると共に、人類をニュータイプへと導く道標でもあった。
・・・なんちて。
発売日当日に買っておいたHGUC Gアーマーをやっと作りました。誰もが思いつきそうですが誰もが面倒なのでやらなさそうなネタですね。

製作記事

改修点その1。
つのつの一本青鬼どん。いや、2本なので赤鬼ですか。ちょうど赤いことだし。
というわけでアンテナ裏にある、安全対策用の出っ張りを削り、さらにアンテナがシャープになるように少し削っています。
でも飾るときには見えなくなる部分なんでほどほどにしています。
改修点その2。
シールドの連邦軍マークは必要ないので、0.3mmのプラ板で裏打ちして瞬間接着パテで埋めました。
この部分、最後まで気泡が残って大変でした。パテの混ぜ方が悪かったのかな?
ツライチにした後、Gアーマー形態で左右対称になるよう、追加装甲(?)を0.3mmプラ板で貼り付けています。
改修点その3。
ビームライフル先端部の3本のスリットを、エッチングノコとデザインナイフを駆使してあけました。
1/144は目がショボショボします。
改修点その4。
右手こぶし。キットに付属のハイパーバズーカは以前FGガンダムで使ったのでビームライフルを持ったままになります。で、キットのままだと、指の合わせ目を消すにはビームライフルを持たせた状態でこぶしのパーツを接着することになりますが、それでは接着しにくいってんで、指の第2関節に合わせ目がくるように写真のように加工しています。
改修点その5。
左手こぶし。別にシールドを持たせることもないので、穴の部分をパテで埋めてきちんとしたにぎりこぶし(に見えるよーに)にしています。あんまりうまくいかなかったけどね。
改修点その6。
もはやガンダム系MSでは定番となった、フェイス部分を後ハメするための加工です。
頭部側の取り付け穴の下部分を削り取りました。
改修点その7。
フンドシ部分にある連邦軍マークっぽいV字型の装飾(??)を削り取りました。ここはそんだけです。
改修点その8。
ここからはGファイター側です。Bパーツ左右にあるエンジン部分、後ハメできるようにパーツ上下の出っ張りを削り取りました。
改修点その9。
ビームキャノンです。キットのままだと大きくてゴツイので、個人的な好みから少しスマートにしてみました。
先端のパーツを上下逆に取り付けて先端を細くしています。
さらに基部を3mmほど幅つめしました。一番外側の凹モールドから切り離し、切り離した部分の幅を詰めてから再接着し、下面のテーパーがなだらかになるように瞬間接着パテで修正します。
おー。文章が模型製作記事のようだ。
改修点その10。
その9に関連して。ビームキャノンを機体に取り付ける部分を削り、より機体に密着するようにしました。
今回はGブルはオミットなので、ビームキャノンを半回転することもないので。
改修点その11。
カナードを削り込みました。機首との取り付け基部は長方形ですが、先端は菱形になるように微妙なアールがついています。
尾翼も削り込もうかと思いましたが、あれはあーゆー厚みのユニットだということにしてそのままにしています。だってうまくいかないと思ったんだもん。
他のパーツの継ぎ目を消したりヒケを取ったりした後、全体を600番のペーパーでならします。
で、その状態で組んでみたのがこれ。
同じくこっちはGファイター。
その後、パーツを一旦バラして、中性洗剤で洗浄します。
写真は全パーツを水に漬けているところ。50枚組のDVD-Rのケースを使ってます。
パーツが乾燥したところで、全部並べて写真に撮ってみました。
この時点で総勢100パーツあります。めまいがしました。
この後、塗装が赤の部分は下地色も兼ねて、クレオスのホワイトサーフェイサーを吹きました。桜姫のときに使ったやつです。なお、塗装がグレーの部分にはタミヤの普通の缶サフです。
塗装です。
本来ならタミヤのアクリルを使うつもりだったのですが、イマイチ使える色がなかったので、今回は水性ホビーカラーを使ってみることにしました。使ったのは「サーモンピンク」と「あずき色」と「白」です。
ガンダムの手足の赤色はサーモンピンクにあずき色と白を少量混ぜたもの。Gファイターの本体色はあずき色100%。一番薄いピンクは白にサーモンピンクを少量混ぜました。ランドセル等はタミヤアクリルのシャーマングレイ100%です。
水性ホビーカラーをエアブラシ塗装するときの薄め具合がイマイチつかめず、全体的に塗膜が厚くなってしまいました。
また、サーフェイサーが1200番だったためか、塗装がはげるはげる。まあ、それを見越して市販ほぼそのままの色で塗ったわけなんですけどね。
あ、カメラアイ等はボールのときに使った水色で塗ってあります。
塗装後、エナメル塗料でスミ入れし、半光沢のトップコートを吹いて、さらに上から軽くつや消しのトップコートを吹いて完成です。

Gアーマー

で、ガンダムとGファイターの撮影後、満を持してGアーマーに合体です。ダイクン家御用達といったところですか。
ちなみにこのままでは後ろに傾いてしまうので、キャタピラに両面テープを貼ってコケないようにしてます。これい以上いぢると塗装がはげるので、もうこのまま飾ってあります。
「キャスバル専用Gスカイ」「キャスバル専用Gブル」もネタとしてやってみたかったですが、やはり塗装がはげると思い断念しました。ごめんうそ。本当はめんどくさかっただけですにゃ。