雷鳴寺六拾八間堂

1/144 MSM-10 ゾック3号機

2007/08

使用キット

バンダイ 1/144 ハイグレードユニバーサルセンチュリー ゾック

ギャラリー

製作記事

待望のHGUCゾックが発売されました。早速発売日に購入して翌日に仮組。プロポーションは申し分ないですね。

今回はモノアイに発光ギミックを仕込むことにします。
注:以下の電気工作は素人が適当にやってます。不具合が起こる可能性も否定できませんので参考にする方はご注意ください(たぶん抵抗入れないとダメです)。
手始めにモノアイの工作です。X68000ATを作ったときに余っていた、PC用のLED(黄色・約4mm径)を使います。
これを写真のように、キットのモノアイパーツを参考にして、モノアイレールにはまるように削っていきます。
なお、パーツの保持の関係からモノアイの移動は前面だけとします。そのため、前面のモノアイレールの内側のパーツは今回使用しません。

LEDは全体が発光しますので、表に出る部分以外は塗装したりビニールテープを貼るなどして光が漏れないようにします。
この後、モノアイのふちに、シルバーで塗装した輪っか状のパーツを取り付けて見栄えを良くしています。
LEDの加工が終わったら回路制作です。つっても電池ボックスと繋いだだけですが。
電池はボタン電池LR1120×2を使い、電池の寸法に合わせてプラ板で電池ボックスを箱組みします。電池ボックスの底にアルミホイルとLEDの線を両面テープで貼り付けます。ケーブルはこの後黒く塗装しました。
LEDの線のもう片方にもアルミホイルを貼り、頭頂部に組み込みます(「ギャラリー」の右下の写真参照)。電池を入れてフタ(フォノンメーザー部)を閉じると光る仕組みです。

本来ならここで抵抗を間に挟まないといけないのですが、試してみると普通に点灯したので今回はつけていません。いつLEDが焼き切れてもおかしくないのできちんと工作しましょう。
次に両肩のメガ粒子砲のディティールアップを行うことにしました。外径1mmのシンチュウパイプを埋め込みます。
シンチュウパイプはデザインカッターでころころすると切れますが、切り口がきれいな物を使うためにあえて多めにカットしています。高さはだいたい2.5mmぐらいかな。

同様に頭部のフォノンメーザー砲にも外径1.4mmのシンチュウパイプを埋め込みました。
アイアンネイルの先端を尖らせます。同色のランナーを先端に接着して整形しました。

写真がところどころグレーなのは、ジャーマングレーを吹いて関節部分のみマスキングして第2関節を接着したためです。
ヒジ関節も同じようにパーツ全体を塗装した後にマスキングテープで全体をくるみ、腕のパーツを接着しました。
前述のマスキングが必要なように、挟み込みが多いのがこのキットの弱点と言えば弱点でしょうか。
肩の部分に関しては、ホビージャパンの作例を参考に、後ハメができるように加工しています。

この後、全パーツに継ぎ目消しや600番のペーパーがけを行い、サフ吹きを行い塗装です。
塗装です。まずは本体の基本色を取説のレシピを参考に色々調色して用意し、その色を少し暗めにした色をエッジに吹きます(写真参照)。
その後、エッジ部分を少し残すように本体色を吹くという、いわゆるグラデーション塗装を行いました。でも今回は控えめにしています。

んで、塗装が終わって、「今回はエアブラシの調子が悪いなー」と分解清掃をしていたらノズルをねじ切ってしまったわけですな(泣)。
塗装が乾く前にもうひと仕事。キット付属のモノアイシールドには目盛りが印刷されていますが、これが好みではないので、文具店で購入したスモークグレーのクリアファイルを切り出しました。

後は各パーツに半光沢のトップコート(水性)を吹き、スミ入れし、デカールを貼り、もっかいトップコートを吹いて、組み上げて完成です。
作ってる途中は色々うまくいかない部分もありましたが、完成するとまあまあのデキになったと思います。あー早くMGゾック出ないかな。