雷鳴寺六拾八間堂

1/60 MS-09 ドム 砂漠仕様

2008/08

使用キット

バンダイ 1/160 ドム

ギャラリー

製作記事

旧キットしりーず!! 今回は15年ほど前に買って放置していた1/60ドムに白羽の矢を立ててみました。いつものようにあまりプロポーションには手を加えず行こうと軽く考えてましたが・・・。
仮組みした写真がどこかに行ってしまったので、いきなり製作途中の写真です。
仮組みしたところ腕が短く感じたので、MGドムのように手首をハコ状にして長さをかせいでみました。
今回プロポーション的な部分で唯一手を加えたところですが、大スケールキットのため、これが思ったより手間がかかってしまいました。
胸の拡散ビーム砲の位置が中央に寄りすぎているように思いましたので、一旦切り離して外側にずらしています。
拡散ビーム砲の部分にはクリアパーツなんかを使ってもっと見栄えよく・・・と考えていましたが、良いアイデアが浮かばなかったため、そのままにしています。
脚部スカートの厚みを増しました。
1.2mmのプラ板を短冊状に切り、スカートの内側のアールに沿わせて貼り付け、その上からポリパテとプラパテを盛って整形しています。
これが左右の内外で計4パーツ分あります。実際に作業してみて分かる巨大パーツの恐ろしさです。
追加装甲をつけてみました。キットのままじゃ味気ないのと、脛などの合わせ目を消すのがめんどくさかったから(笑)。
まずはパーツにトレーシングペーパーを貼って装甲の形を決め、1.2mmプラ板を切り出してパーツに接着。で、装甲の周りにピンバイスで穴を開け、虫ピンを差し込んでリベットとします。最後に0.3mmプラ板を細切りにしたものを接着してそれらしい感じを醸し出していきます。
素直に合わせ目を消してた方がはるかにラクでした・・・。
握りこぶしは紙粘土とポリパテで自作しようと途中まで作っていましたが、あえなく途中で断念。だって大きいんだもん。
そこで何か流用できるものはないか物色したところ、プライズのソフビ製のザク(約1/72スケール)が安価でヤフオクに出てたのを発見して購入。こぶしの部分のみ切り取って使いました。
そのままではさすがに小さいので、鋳造表現を施した装甲をプラ板で作って周りを囲みました。
アクセントとして、肩パーツと膝アーマー下の黒い部分にも鋳造表現を施してみました。固めに溶いたプラパテを筆につけてパーツを叩いていきます。

あと写真にはありませんが、顔はモノアイレールの部分をくりぬき、HGUCゾックで使ったグレーのクリアファイルを貼り付けました。モノアイは約1cm径のクリスタルカットされたビーズ(?)を使っています。
さらに、腰の部分にプラ板で自作したヒートサーベルとジャイアントバズーカのラッチを取り付けています。
もっとディティールアップするつもりでしたが、モチベーション切れのため塗装へ。
MS-05Bでやったように、全体にハルレッドを吹きましたが、これがまた大変。いつまで吹いても終わらない感が・・・。
あ、腰左右のアーマーは一旦切り取ってます。塗装後、脚をつけてから接着するのです。
さらに大変なのがここから。エッジに下地のハルレッドが残るようにグラデーション塗装します。
塗装が終わったらデカール貼り。いったいどんだけ貼ったらいいんだろう・・・って感じでした。
デカールが乾いたらウォッシング。面積の広さにクラクラしました。
次はドライブラシとパステルでのウェザリング。最後につや消しのトップコートを吹いてなんとか完成としました。