雷鳴寺六拾八間堂

1/100 SA-77 シルフィード

2016/03

使用キット

PLUM 1/100 SA-77 シルフィード

ギャラリー

ノート

メガCDの名作シューティングゲーム「シルフィード」の自機、「SA-77 シルフィード」です。メガドラマニアのモデラーなら押さえておきたい一品ですな。
設定通りの塗装ではちょいと味気ないので、どこかで見たスターファイター風味で塗装しています。

製作記事

本体には何も手を加えていませんが、塗装の工程を大昔のHJ誌調で。
素の状態。今回はサフレス塗装なんやでェ。
下地としてエアブラシでラッカーの黒を塗装。とりあえずパーツ全体が黒くなればエエんで、ある程度テキトーに。
さてここからが本番じゃね。下地の黒がうっすら見え隠れする程度にMr.カラーの灰色9号を吹き重ねてく。今回はあえてパネルラインのシャドウ残しは無視っつーことで。
後でウォッシングすることを考えるとチリッと色が濃かったのー。つーことでラッカーの白をハイライト的に吹いたんですわ。
次は側面の赤いライン入れやね。テープでマスキングした後、剥がれ部分にマスキングゾルをチョンチョンと塗り、Mr.カラーのあずき色を吹く。
ちーと剥がれ表現をやりすぎたんでちょいと筆でレタッチ。再塗装した感じを出すため、あずき色に少量の黒を混ぜてみたんじゃが、あんまり変わらんですなぁー。
ウォッシング兼スミ入れの工程。油絵の具のランプブラックをエナメル溶剤で溶いてベロベロっと塗りたくり、生乾きになったらエナメル溶剤と綿棒で拭き取ったりなじませたり。これも塗装なのよね。
排気口(?)部分をアクリル系のグレーで塗装。マスキングするのもめんどくせーってんで筆塗り。はみ出たらすぐにアクリル溶剤で拭き取ればヨロシ。
ここで全体を、アクリルクリアー60%+フラットベース40%+白&黒極々少量を混ぜたものを吹いてコーティング。フラットベースを多めにしてあえてざらついた感じを狙ってみたんじゃねーっ。
アクリル系の茶色でオイル汚れ的なウェザリング。排気口と銃口付近は若干濃い目に、あとは機体のそこかしこにうすーく吹いてゆくんでっせ。
アクリル系の黒でスス汚れ的なウェザリング。茶色と同じ手法に加え、パネルラインにマスキングテープを貼ってから吹くっつーのもやってみたり。
最後に水性トップコート(半光沢)を吹いてもっかいコーティング。