雷鳴寺六拾八間堂

スーパーロボット大辞典 〜 ワカゲノイタリ

【あ】

蒼き流星SPTレイズナー[1985年]

ファミコンブームに負けた不遇の番組。
SPTとはスーパー・パワード・トレーサーの略。ちなみに主人公ロボレイズナーの顔はドラ○もんそっくり。放送中盤でいきなり北○の拳になってしまった。
登場予定だったレイズナーMk-IIは新スーパーロボット大戦で会うことができるぞ。

亜空大作戦スラングル[1983年]

「♪ゴリラ、ゴリラ、ゴリラ」で前期オープニングの印象が強烈な分、後期オープニングの存在が薄い。正統派の主題歌なんだけどね。ちなみに、前期オープニングではスラングルの変形プロセスがワイヤーフレームで描かれていてかっこいい。
肝心の内容についてはおろか、オープニングが変わったこともあんまり覚えてません。
スラングルよりも主人公たちの乗る小型メカの方が多く登場していたような。

アストロガンガー[1972年]

最近ではどの紹介記事でも「日本初のカラー巨大ロボットアニメ」と紹介されているアニメ。
主人公のカンタローが意志を持った金属(=アストロガンガー)と同化して、ブラスター星人と戦うのだ。
つい何年か前に再放送された。さすがTV東京系。

【い】

【う】

宇宙戦士バルディオス[1980年]

S-1星からやって来た主人公・マリンが操縦するパルサバーンと、地球製のメカ、バルディプライズ・キャタレンジャーが合体してバルディオスになる。いくら改造したからと言って他星のメカと地球のメカが合体できるのはどうかと思いきや・・・。
それはそうと、これに関しては月刊OUT1985年12月号での紹介が秀逸なので以下引用。
“極彩色ガンダム”と言おうか“グロイザーX・マークII”と言おうか・・・。

宇宙大帝ゴッドシグマ[1980年]

キャラクター原案:新谷かおる。
空雷王、海鳴王、陸震王の3体のロボットが合体するが、名前が漢字なのが意外に斬新だった。トリニティエネルギーというわけのわからん動力源で動く。
敵はそのエネルギーを狙うエルダー星人。
041012追記・・・速水仁司氏の作ったガレージキットがえらくかっこよかった覚えが。

宇宙魔神ダイケンゴー[1978年]

コンバットシップ・ダイケンバギー(なんで宇宙でバギーなんだ?)・ダイケンキャタピラ(だからなんで宇宙でキャタピラなのだ?)が合体してダイケンゴーとなる。
また、この3機はダイケンベースという宇宙母艦に合体変形することもできるのでプレイバリューが高い。
オープニングの間奏の「♪デデンデンデデン」の部分がPSG音源ぽくって好き。
041012追記・・・プレイバリューが高いのでぜひ超合金魂で! 十字剣を頭の上で重ねるポーズをぜひ再現して欲しいものです。

【え】

ARIEL[1986年]

笹本祐一著。挿絵は鈴木雅久。すいません、6巻ぐらいまでしか読んでません。
SCEBAI(スケベイ、と読む)という団体(光子力研究所みないなもの)の女性型巨大ロボット、ARIEL(エリアル、と読む)に所長の3人の孫娘が搭乗して大活躍する話だっただろうか。ARIELとは、「All Round Intercept and Escort Lady」の略(なんかこれは覚えてた)。
最近全20巻で完結したとか。

【お】

黄金戦士ゴールドライタン[1981年]

メカ次元から三次元侵略をたくらむ悪のイバルダ大王と戦うライタン軍団とワンパクレンジャーの物語。主人公ヒロ君がライター形態(笑)のゴールドライタンを拾うところから話は始まる。
ゴールドライタンはレインボーロードを通ることで巨大化するのである。
当時は手のひらサイズながらライター形態からロボット形態に完全変形する超合金が結構売れていた。はず。

黄金勇者ゴルドラン[1995年]

勇者シリーズ第6弾。
パワーストーン(=勇者ロボ)を見つけたタクヤ・カズキ・ダイの3人が黄金郷レジェンドラを目指して宇宙を旅する物語。
それまでの勇者シリーズと毛色の違うキャラクターデザインで最初は敬遠していたが、見てみると結構面白かったです。個人的には勇者シリーズで一番好きかも。
最初のライバルキャラが中盤で味方(?)になったりしてね。

【か】

合身戦隊メカンダーロボ[1977年]

地球上の95%がコンギスター軍団に征服された世界が舞台。
初期のメカンダーロボは、メカンダー1・2・3が合体したメカンダーマックスと合身(要は背中にささるだけ)して起動する。
後期はメカンダーロボ自体がメカンダープレーン1・メカンダープレーン2・トライカー1・トライカー3にパーツ分割され、合身する際に巨大化(笑)する。なお、合身後はその原子力エンジンがオメガミサイルの標的になるため、3分程度しか戦えない。なんかの巨大ヒーローみたいだ。

【き】

機甲界ガリアン[1984年]

惑星アーストを機甲兵によって支配したマーダルと戦うジョルディ王子が主人公。当初は単なる一惑星上の話かと思ったら、意外にも舞台が宇宙(他の惑星)へ移ったりして結構アツい物語であった。
ガリアンは番組中盤で「重装改(アサルト・ガリアン)」に改造されて分離するようになった。
ちなみにガリアンの最期は、主人公に乗り捨てられ壁に激突して爆発、という悲しいものだった。合掌。

機甲艦隊ダイラガーXV[1982年]

なんと15体の小型メカが合体する。それらの小型メカは5体ずつクウラガー・カイラガー・リックラガーというチームに分けられ、それぞれがまた合体する。
操縦者全てが地球人でないのが結構新鮮だった。
スーパーロボット大戦に登場すれば、15人分の精神コマンドが使えるので最強と思われる。

機甲戦記ドラグナー[1987年]

スーパーロボットものにお約束のひとつ、「メカに乗り込んだらパイロットとして登録されてしまう」パターンではじまる。
もともとドラグナーは、敵であるギガノス軍で開発されたメタルアーマーなのだが、D-1はなぜか胸に堂々と地球連合のマークをいだいている。
番組中盤、D-1とD-2はカスタム化されたがD-3(頭がレドーム)はカスタム化されなかった。
なんといっても初期オープニングの空母からの発進シーンがかっこいい。

機甲創世記モスピーダ[1983年]

「モスピーダ」は、主人公達が駆るパワードスーツに変形するバイクの名前。この作品に登場する巨大ロボットの名前は「レギオス」。
バルキリーとまったく同じ3形態に変形する。さらに「トレッド」という変形可能な大型爆撃機も登場。マニアにはレギオスよりこちらの方が人気があったように思う。
主人公(スティック)よりサブ主人公(レイ)が目立っていたお話。

機動戦士ガンダム[1979年]

リアルロボットの先駆者となった番組。
・・・の割にはガンダムハンマーとか、ビームジャベリンとか、Gアーマーとか、ザクレロとか、正義に燃える主題歌などが泣かせる。
放送終了後の映画化でブレイクして、そこから先の展開は解説の必要すらない。きっと世界初の二足歩行巨大ロボットにはモノアイがついていることだろう。

機動戦士ガンダム 0080ポケットの中の戦争[1989年]

ガンダムシリーズ初のOVA。デザインリファインされたザク(MS-06FZ・末期生産型らしい)、リックドム(MS-09R2・統合整備計画による改修機らしい)、ゲルググ(MS-14JG・これも改修機らしい)などが登場する。
今にして思えばこの作品が現在まで連綿と続く1年戦争の後づけ設定の走りなんだろうな。
バーニィの乗ったザクは、相打ちながらもガンダムを倒した唯一のザクだったっけか。

機動戦士ガンダムZZ[1986年]

Zガンダムの後番組。話自体も直接の続編である。
Zとはうってかわって明るいガンダムを目指し(?)ていたが、やはり後半はシリアスな展開に。
モビルスーツは色んな人がデザインを手がけたため統一感ゼロ。ZZにいたってはビームライフルにコクピットがついてたりする。これならまだGアーマーの方がましというものだ。

機動戦士Zガンダム[1985年]

MSV(モビルスーツバリエーション)も出つくしたガンプラブームの末期あたりで放送されたガンダムの続編。番組中にもMSVのジムキャノン・ザクタンク・グフ飛行試験型などが登場した。なつかしのホワイトベースの面々もそれぞれ老けて登場。
個人的にはフラウがハヤトと結婚しててちょっとショック。しかしキッカはええ具合に成長しておった。
物語後半になるにつれて色々な勢力が登場し、しかも裏切り者の続出で視聴者を混乱に陥れた。

銀河疾風サスライガー[1983年]

J9シリーズ第三作。一言で言えば巨大ロボットを操る「スペース80日間世界一周」。三作目にして海外の童話(?)がネタになってしまった。宇宙を走るSL(TVアニメ版銀河鉄道999の333(だっけ?)にそっくり)がロボットに変形する。

銀河旋風ブライガー[1981年]

J9シリーズ第一作。一言で言えば巨大ロボットを操る「スペース必殺仕事人」。
ブライサンダーが巨大化するのは「ブライシンクロン原理」によるものらしい。ブライガーは主役ロボの割に3本指という珍しいパターンである。
金田伊巧によるオープニングアニメが冴え渡っている。

銀河漂流バイファム[1983年]

大河原邦夫のメカと芦田豊雄のキャラを組み合わせたらどうなるかがコンセプトの作品(笑)。
オープニング主題歌の歌詞が全部英語だったのは斬新であった。地球の殖民星・クレアド星がククトニアンに襲われ、そこから脱出できた13人の少年少女の物語。
最終回のあの紙飛行機は誰がいつの間に用意したのだろう。
041012追記・・・個人的にはディルファムが好きです。マイナーですか。

銀河烈風バクシンガー[1982年]

J9シリーズ第二作。一言で言えば巨大ロボットを操る「スペース新撰組」。
5台のバイクが「ゴライオン式」合体する。バイクが巨大化するのは「バクシンクロン原理」によるものらしい。
「新撰組」だけあって最後は壮絶な討ち死にをする。
041012追記・・・昨今の新撰組ブームで注目され・・・てはいないようだ。とほほ。

【く】

グレートマジンガー[1974年]

マジンガーZの続編。Zの最終回でマジンガーZをボロボロにした戦闘獣を圧倒的強さで倒したグレートは文句なくカッコよかった。
ヒロインの炎ジュンがなかなか色っぽくて良い。最後の方では兜甲児が再登場し、ダブルマジンガーが共演してくれる。

グロイザーX[1976年]

原作はあのぶっとんだマジンガーシリーズの漫画版で有名な桜多吾作。史上初の空爆ロボットアニメ。
爆撃機の翼やエンジンが本体に収納され、そこから手足がのびてくる実に70年代な変形を披露してくれる。

【け】

ゲッターロボ[1974年]

言わずとしれた合体ロボットの元祖。
イーグル号、ジャガー号、ベアー号の3つのゲットマシンが合体する。合体を考えだしただけでも凄いのに、組み合わせでゲッター1、ゲッター2、ゲッター3になるアイデアも凄い。さすが永井&石川センセ。
なお、笑い話のネタによく使われるむちゃくちゃな合体シーンだが、実は見る者に有無を言わせない迫力とスピード感があるので、問題なし。

ゲッターロボ號[1991年]

言わずとしれた平成のゲッターロボ。
ゲッター號、ゲッター翔、ゲッター剴に変形合体。それぞれ搭乗者の名前がついている(笑)。
一応理論的に合体できるので、合体可能なおもちゃが発売された。が、すごいことになってしまっている(特にゲッター剴)。
アニメは旧ゲッターと関わりはないが、原作はもうモロに続編でアツイ展開が楽しめる。この原作から真ゲッターが登場したのだ。

ゲッターロボG[1975年]

言わずとしれたゲッターロボの続編。
ドラゴン号、ライガー号、ポセイドン号が合体。
敵は恐竜帝国に変わり「鬼」達の百鬼帝国。なかなか重厚なドラマが繰り広げられた、らしい。
合体シーンは、旧ゲッターのときよりも無理矢理な感じが強いが、迫力とスピード感で上回るので、全然問題なし。

【こ】

光速電神アルベガス[1983年]

3体合体6変化。そのわりにはフォルムはほとんど変わらない。
その詳細は、アルファロボ・ベータロボ・ガンマロボが合体し、デンジンディメンジョン・スペースディメンジョン・マグマディメンジョン・スカイディメンジョン・マリンディメンジョン・ガードディメンジョンである。
敵はいきなり来るなよデリンジャー。
041012追記・・・ホントは「ガードディメンジョン」を「レスキューディメンジョン」で記憶してたんだが。

鋼鉄ジーグ[1975年]

女王ヒミカ率いる邪馬大王国のハニワ原人と戦う。
主人公の宙(ひろし)はサイボーグで、変身して丸まって(笑)ジーグの頭部になる。
さすがにそこまで再現できなかったが、磁石の力で合体するおもちゃ・マグネモの出来はすごく良い。タカラが企画から加わった初の番組のため、気合が入っていたのだろう。
ちなみにスピンストームは秘密の兵器である。

ゴワッパー5ゴーダム[1976年]

タツノコプロ初の巨大ロボットアニメ。
地底魔人ドロンジャー(ネンドロイドと言った方が有名か)と、オーエドシティの団地に住むワンパク仲間(ゴワッパー5)がゴーダムを操縦して戦う。ちなみにゴワッパー5のリーダーは岬洋子という女の子。
ゴーダムは腹部から様々なパーツを発射して本体と合体し、ゴーダムドラゴン等の別形態にマグネロボ的変形合体をする。ついでに当時の玩具もマグネロボだった。

【さ】

最強ロボダイオージャ[1981年]

巨大ロボット水戸黄門。ミト王子にバロン・カークス(通称カクさん)にデューク・スケード(通称スケさん)だもんな。
弥七役(今ならお銀か?)のフローラ・シノブとゆー女忍者もいた。
3体のロボットが合体してダイオージャになるが、結構合体は無理矢理。

【し】

巨神ゴーグ[1984年]

「じゃいあんと・ごーぐ」と読みます。
オウストラル島を舞台に主人公・田神悠宇(実は異星人の子孫)が繰り広げる冒険譚。
ゴーグは一切武器を持っておらず、殴ったり岩を投げたりするだけだった。途中で迫撃砲を持たせられるが、弾を撃ち尽くすと砲身で敵を殴っていた。

重戦機エルガイム[1984年]

「ヘビーメタル・エルガイム」と読むのが正しいかも・・・。
それはさておき、田舎出のダバ・マイロードが独裁者ポセイダルを打ち倒すまでの物語。
とにかくエルガイムの設定の細かさにびっくり仰天。また、「エルガイムMk-IIの頭にはブラッドテンプルの頭部が使用されている」とか、放映当時にアツい噂になった。

神魂合体ゴーダンナー!![2003年]

擬態獣を迎え撃つロボット乗りのアツいストーリー・・・という感じとはちょっと違うかな。
それはさておきこの世界の女性パイロットスーツはなかなか凶悪なのが多いようだ。あ、あとロボットの合体・変形方法も凶悪。
オープニング主題歌が串田アキラ、エンディングが堀江美都子&水木一郎なのはポイント高し。
SECOUND SEASONでストーリーは完結するようですが、こちらは未見なのでなんとも。

新世紀エヴァンゲリオン[1995年]

世の中に一大旋風を巻き起こした番組。とにかく謎だらけ。
後半になるに従って予告が原画だけになったり台本だけになったりしてスタッフの苦悩(確信犯のような気もするが)がうかがえる。

【す】

【せ】

星銃士ビスマルク[1984年]

スタジオぴえろ初の巨大ロボットTV作品。
ビスマルクは普段は宇宙空母だが、戦闘時にはロボットに変形する。ロボット形態のとき、宇宙空母形態時のなごりのマントがなんとも動きにくそう。
必殺技は全身についている砲身を一斉に前方に向け撃つだけの「オルガニックフォーメーション」。搭乗者は、もろ日本人・進児、もろアメリカン・ビル、もろイギリス紳士・リチャード、紅一点マリアン。

聖戦士ダンバイン[1987年]

地上と海との間にある、バイストン・ウェルでオーラマシンを使った覇権争いが主なストーリー。
しかし、番組途中でバイストン・ウェルより全てのオーラマシンが地上に排除され、世界各国を巻き込んだ泥沼のストーリー展開に。
中盤より登場した主人公オーラバトラー・ビルバインは最終回前に夜間迷彩が施された。たぶんアニメ史上初のことだろう。

戦闘メカザブングル[1982年]

ロボットものがリアル路線を走り始めた頃の番組。そのため、多くのザコメカはハンドルで操縦してもあまり違和感はないデザインだが、主役ロボのザブングルのデザインだけ妙に浮いて見える。空飛んで合体するし。
また、主人公メカが2体あったり途中で交代したりするのはこの番組が最初だったような。
041021追記・・・プラモデルでは1/144のトラッド11とかギャロップタイプが150円で超オトク。でも1/100ウォーカーギャリアは発売されなかった。
130730追記・・・なんと2008年、悲願の1/100ウォーカーギャリアが発売された。放送から実に4半世紀ぶりのことである。

【そ】

装甲騎兵ボトムズ[1983年]

身長約4mのアーマード・トルーパーが主な登場メカ。4mのロボットをスーパーロボットに分類して良いかは悩むところだが、キリコが乗れば間違いなくスーパーロボットである。
タイトルの「ボトムズ」はメカの名前ではなく、「最低の奴ら=(AT乗り)」という意味だったと思う。
ところで、スナッピング・タートルとスタンディング・トータスって混乱しませんか?
041021追記・・・今、1/1のATを鉄で作ってる方がいますが、是非がんばっていただきたく思う所存です。

【た】

大空魔竜ガイキング[1975年]

ブラックホールに母星を吸い込まれる運命にあるゼーラ星の暗黒ホラー軍団が殖民星にするため地球を攻撃してきた。それを予期(!)していた大文字博士が建造したのが大空魔竜。その頭部(パート3)とパート1・パート2が合体してガイキングを構成する。
しかしガイキングと言えば、後期型(パワーアップ型)の「フェイスオープン」につきると思われる。
余談だが「新スーパーロボット大戦」のガイキング発信アナウンスをするフジヤマミドリは、小山茉美が声をあててなくてガッカリ。
041026追記・・・第二次αではちゃんと小山茉美だったっけかなぁ。

太陽の牙ダグラム[1981年]

地球の植民星・デロイア星の独立を目指して戦う7人(?)のゲリラの物語。物語の冒頭でいきなりダグラムが朽ち果てた姿で登場して視聴者を驚かせた。
当時はタカラからプラモデルが発売されていたが、1/48のテキーラガンナーやデザートガンナーといった大型メカまで発売され、当時のモデラーを驚かせた。箱がでかいのなんのって、もう。

太陽の使者鉄人28号[1980年]

鉄人28号のリメイク作品。鉄人や操縦機のデザインが現代風(?)になっている。特に操縦器は、折りたたむとアタッシュケースみたいになり、「ビジョン・コントローラー」という名前だった。
後番組が横山光輝つながりで「ゴッドマーズ」だったことを考えると、なかなか罪深い作品かもしれない。

【ち】

真ゲッターロボ[1998年]

どうやら「チェンジ!ゲッターロボ」と読ませたいらしい。早い話OVA版ジャイアント・ロボの石川賢版、になる予定だったのだが、今川監督が途中で降板してしまったためあえなく挫折。
唯一見るべきところは、真ドラゴン内での真ゲッターvsゲッターG。漫画版のゲッターロボvsゲッターロボGをそのままなぞらえているが、よく考えたらあれはGより弱いゲッターロボがテクニックで打ち勝つ話。そもそも真ゲッターとゲッターGでは真ゲッターの方が強いのではないのか?

超機大戦SRX[1996年]

新スーパーロボット大戦で出演したオリジナルロボットの活躍する架空の番組。
R-1・R-2・R-3の3機のロボットが見事にスーパーロボットに合体するが、あのオプションパーツはちょっと卑怯な気もする。スーパーロボット大戦αでは、さらにR-GUNが加わって4機合体にもなる。
041026追記・・・しっかし合体時のR-2の変形だけはどーなってるのか全然わかんないや。

超攻速ガルビオン[1984年]

キャラクターデザイン・たがみよしひさ、が話題を呼んだ。が、放送はあっという間に終わってしまった。
サーカス1という車が変形してガルビオンになる。流れるような変形シーンは結構かっこいいのだが、オープニングはもっとかっこいい。主題歌はカラオケにも入っているが、カンペキに唄える人はそうそういないだろう。

超時空騎団サザンクロス[1984年]

超時空シリーズの中では最も異彩を放つ作品。打ち切りになったし。
主人公ジャンヌらは甲冑を着ていて、そのプラモデルも発売されたが(アリイ)、甲冑をはずすとパイオツがあらわになって当時のモデラー達の度肝を抜いた。
041026追記・・・後年、主人公ジャンヌの声優が富沢美智恵と知って個人的にびっくり。

超時空世紀オーガス[1983年]

時空振動弾の影響でいくつものパラレルワールドの地球が入り交じった世界が舞台。設定もよくわかんなかったが、主役ロボ・オーガスのデザインも結構不思議。まぁ、かっこいいんだけどさ。
オーガスはバルキリーを抜いて4形態に変形するが、タンク形態はほとんどでてこなかった。

超時空要塞マクロス[1982年]

それまでのメカアニメ作画をまったく変えてしまった作品。
また、実にそれらしい変形をするメインメカ(バルキリー)を登場させ、それ以降の変形ロボに大きな影響を与えた。
ガンダムに次ぐ続編・外伝等が多いシリーズ。また、個人的にTVの28話以降は蛇足だったと思う。

超獣機神ダンクーガ[1985年]

ダンクーガは「断空我(我を断ちて空となす)」との意味。
ワシ型メカイーグルファイター・マンモス型メカビッグモス・ヒョウ型メカランドクーガー・ライガー型メカランドライガーが、それぞれメカ形態・動物形態・人型形態と変形し、最後にはダンクーガに合体する。とは言ってもビッグモスがカブトかぶってゲタ履いただけの状態。
041026追記・・・超合金魂のダンクーガはいいデキだと思います。

超人戦隊バラタック[1977年]

マグネシリーズ(??)第3弾。前2作は操縦者がロボットの一部になるが、バラタックはペンタゴラスという戦闘機から超能力で遠隔操縦される。
手がドリルとハサミな珍しい主役ロボでもある。また、空中・地中・海中の各形態に変身合体すると色が変わってしまう。

超電磁マシーンボルテスV[1977年]

超電磁シリーズ第2弾。これまでのロボットアニメにはない重厚なドラマが話題を集めた。また、堀江美都子が始めてロボットものの主題歌を歌った作品。
まぁ、なんといってもこの番組はボルト・ランダー操縦者の岡めぐみに限りますが。

超電磁ロボコン・バトラーV[1976年]

「超電磁ロボコン」ではない。「コン・バトラーV」が正解。初めておもちゃでも完全合体できるロボットである。その身長と体重は一番有名ではないだろうか。
まぁ、なんといってもこの番組はバトルマリン操縦者の南原ちずるに限りますが。

超電動ロボ鉄人28号FX[1992年]

「太陽の使者」とは違い、初代鉄人の続編にあたるらしい(泣)。その証拠に成人した金田正太郎と当時のままのデザインの鉄人が登場する。
オープニング主題歌は結構好きだけどね・・・。

超力ロボガラット[1984年]

大河原邦夫+芦田豊雄での第2弾。リアルロボット全盛の当時、ギャグ調のロボットが巨大化して、無理矢理変形して主役ロボになるコンセプトは結構気にいってたのですが。
ヒロイン(??)・パティがかわいい。どすこい姉妹は・・・。

【つ】

【て】

鉄鋼巨兵SOME-LINE[1989年]

吉岡平原作のスーパーロボット小説。SOME-LINEはサムラインと読む。
TVアニメを意識したストーリー展開で、CDでオリジナルドラマが演じられた。その主題歌は秀逸である。ぜひカラオケに入れて欲しい。もちろんエンディングもね。
041026追記・・・「SOME-LINE R」は黒歴史ですかそうですか。

鉄人28号[1963年]

「♪グリコ、グリコ、グ~リ~コ~」で有名な巨大ロボットの原点。
基本的に主人公の金田正太郎がリモコンで操縦(遠隔操作)するが、実は「いいも悪いもリモコンしだい」である。
OVAジャイアントロボの中にはこの正太郎くんの登場するエピソードも考えられているとか。鉄人vsジャイアントロボなんて熱すぎるぜ。

鉄人28号[2004年]

鉄人が「正太郎」というコードネームだったり、ブラックオックスが量産されたり、不死身の村雨健二がでてきたりと、今川テイスト満載な鉄人。
制作予算の関係らしいが、鉄人のアクションが少なかったのが残念。
なぜか「なのにあなたは~京都に行くの~京都の街は~それほどいいの~」が耳について離れない。

【と】

闘士ゴーディアン[1979年]

主人公ダイゴ大滝が次々にメカを着ていくロボットの総称がゴーディアン。プロテッサー、デリンガー、ガービンの順に大きくなっていく。
敵は悪のマドクター一味。主題歌によると、ダイゴの黒豹型サポートメカ・クリントも凄いらしい。

闘将ダイモス[1978年]

当時としては珍しい巨大ロボット版メロドラマ(死語)。バーム星人の地球攻略司令官リヒテル(美形キャラで女性ファン多し)の妹エリカと、ダイモスの操縦者竜崎一矢との許されざる愛の物語(どひーっ)。
ダイモス自体は、トランザーというトレーラーが変形する。果たして変形することに意味があったのだろうか。また、ダイモス自体は一矢の動きをトレースし、空手技を多用する。
041026追記・・・変形してなおかつフルアクションなのが超合金魂ででないかなぁ。
130730追記・・・でました。変形手順がすごいことになってますが。

特装機兵ドルバック[1983年]

地球侵攻を開始したイデリア星人と戦う。主人公たちはそれぞれ「ムゲン・ランドキャリバー(ジープに変形)」「ボナパルト・タルカス(戦車に変形)」「オベロン・ガゼット(ヘリに変形)」に搭乗。
しかし本編・プラモ共に等身大のパワードスーツ「パワード・アーマー」に人気が集中した。

トップをねらえ![1988年]

ガイナックス製作のOVA。全6話。
独特の世界観&設定、ゆれる乳、燃える合体シーン、努力と根性、バスターシールド、最終話白黒、科学講座、バスターマシン3号などなど、必ず見ておくべき作品であろう。

【な】

【に】

忍者戦士飛影[1985年]

黒獅子・爆竜・鳳雷鷹とそれぞれ合体し、獣魔・海魔・空魔となるのが、忍者型ロボット飛影。最初は自分の判断で勝手に動いて勝手に合体していたが、途中で主人公、ジョウが搭乗するようになった。
キャラクターデザインは平野俊弘も参加したが、週イチであの女性キャラを動かすのはちとツラかったか。いきなりスーパーロボット大戦COMPACT2に出てきて驚いた作品その1。

【ぬ】

【ね】

【の】

【は】

破邪巨星Gダンガイオー[2001年]

一応「破邪大星」の方の続編。でもGダンガイオーってのは、今作の最終回に登場したロボットのこと。平たく言えばマジンガーZ最終回におけるグレートマジンガーのような登場をしたわけですが、視聴後はやるせない感じでいっぱいでした。
見所は神谷明の「だんがいっっびぃぃぃぃぃぃむっっ!!!」とエロシーンぐらいかなー。
今ふと気づいたけど、基本プロットが某人造人間のやつに似てるね。

破邪大星ダンガイオー[1987年]

バンダイビジュアルから発売された正統派巨大ロボットのOVA。3巻発売されたが、内容はしり切れトンボ。
スーパーロボット大戦への登場を強く望んでたら、ワンダースワン用のスパロボコンパクト2に登場した。
041104追記・・・なんと言ってもあの無理矢理な合体がイカスよね。あーあと主題歌も。

【ひ】

ビデオ戦士レザリオン[1984年]

物質転送装置のテストで旅客機を転送しようとして、なぜか通信ゲームのデータと混信してしまって登場したのがこのレザリオン。
なんと言っても「ビデオ戦士」というのが時代を感じさせる。主題歌はなかなかアツい。
041104追記・・・ありがちだけど、今なら「DVD-R戦士」なのかなあ。

百獣王ゴライオン[1981年]

見たまんまの名前、黒獅子・赤獅子・緑獅子・青獅子・黄獅子の5体のメカライオンが合体してゴライオンになる。ゴライオンは遥か昔、神に戦いを挑んで5つに分離させられ、アルティア星に封印された過去を持つ。
なんといっても両手両足にライオンの顔がついているのが圧巻。

【ふ】

ブロッカー軍団IVマシーンブラスター[1976年]

モグール帝国の地底からの侵略を防ぐために結成されたブロッカー軍団。その4人の若者はエレパスという不思議な能力を身につけているのだった。
彼らの操縦するロボットの必殺技は運動会の組み体操のよーなもので、いかに日本人が和を大切にしているかを考えさせられる。
041104追記・・・第2次αのような小隊システムにもってこいの作品だと思うんですが。

【へ】

【ほ】

【ま】

マグネロボ ガ*キーン[1976年]

ジーグに続くマグネシリーズ(??)第2弾。
北条猛と花月舞の2人が合体してガ*キーンのコアになる(別にあぶないアニメでわない)。特に花月舞は普段と戦闘時では別人のようになってしまうが、それが人気の秘密でもある。
別にタイトルの「*」は伏せ字ではない。

マジンガーZ[1972年]

言わずと知れた巨大ロボットの元祖。パイロットが搭乗する初めてのロボットでもある。
初めは空が飛べずに、現場(?)まで走っていたが、「ジェットスクランダー」の開発により空が飛べるようになった。この「空が飛べない弱点」をめぐるエピソードはなかなか熱いものがあった。

マシンロボ クロノスの大逆襲[1986年]

主人公、ロム・ストールがゴーディアン合体をする番組。ゴーディアンで言うガービンはバイカンフー、デリンガーはケンリュウと言う名前。
それはさておき、彼らの住むクロノス星はメカ生命体の住む星で、トランスフォーマーなヤツもいれば人間型のヤツもいる不思議な星。ロム・ストールは人間型。その妹のレイナ・ストールも人間型。この娘がまた大人気だったんだな。
いきなりスーパーロボット大戦COMPACT2に出てきて驚いた作品その2。

魔装機神サイバスター[1999年]

スーパーロボット大戦に登場するオリジナル作品と同名。
だが、ストーリーを大幅に変えてTVアニメ化したのははっきり言って意味不明。
テュッティ姉さんのでないサイバスターなんて・・・。

魔装機神サイバスター(スーパーロボット大戦版)[1991年]

スーパーロボット大戦に登場するオリジナルロボットたちが活躍するという架空の番組。
ラ・ギアスという地底世界で色々とドラマが繰り広げられている・・・らしい。
041104追記・・・サイバスターの主題歌は、第4次Sのアルバムに収録されているMIOの歌うのが一番!

【み】

未来放浪ガルディーン[1986年]

火浦功の小説。火浦功の作品らしく完結するそぶりも見せない。ちなみに挿絵は出淵裕。
ドラマCDではガルディーンを故・塩沢兼人が演じており、「ロボットじゃないよ。オーガニックエンフォーサーだよ。」と気の抜けた声で喋ってくれる。

未来ロボダルタニアス[1979年]

胸に獅子の顔をいだいた初の巨大ロボット。主人公盾剣人(実はエリオス星王子)の搭乗する人型ロボットアトラウス、自分の意志で動くライオン型ロボットベラリオス(メスライオン型ロボをかばうエピソードもあったような・・・)、柊弾児の搭乗する戦闘機ガンパーが合体してダルタニアスとなる。長浜忠夫監督最後の巨大ロボットもの。
041002追記・・・第三次スパロボαに登場して、ベラリオスとギャレオンとが共演してくんないかな。

【む】

無敵鋼人ダイターン3[1978年]

前作ザンボット3の暗さに反省してか(?)、明るくハードボイルドな主人公・波乱万丈がメガノイドと戦う。しかし万丈自身には謎も多く、影の部分もあった(父親がメガノイド開発者で、母と兄が犠牲になっている)。
ダイターン3自体は、万丈が呼べば地平線の彼方からダイファイター形態で飛んでくる便利ロボット。

無敵超人ザンボット3[1977年]

はるか昔地球にやってきたビアル星人の子孫・神ファミリーが、ガイゾックと戦う。のはいいのだが、地球人のみなさんには「ガイゾックが来るのは神ファミリーがいるせいだ!」と非難を受けたりする。
また、ガイゾックの作戦にも壮絶なものが多く、「人間爆弾」のエピソードなんかは絶対トラウマものだろう。その分ラストは感動的なんだが・・・。
どーでもいいけど神ファミリーのユニフォームって、クラッ○ャー○ョウのに似てますな。

無敵ロボトライダーG7[1980年]

♪俺は社長で小学生、が有名な番組。公園からの発進シーンも結構有名。7種類に変形できることはあまり知られてない。敵がロボット帝国なのもほとんど知られてない。がんばれぃっ!若社長!!

【め】

【も】

【や】

ヤマトタケル[1994年]

GRAYが主題歌を歌っていました。DVDでは大人の事情で差し替えられてるそうです。
全然見てないのでこれぐらいしか書けません。

【ゆ】

勇者エクスカイザー[1990年]

いわゆるサンライズ&タカラがお送りする「勇者シリーズ」の第1弾。
エクスカイザーは自動車が変形するし、意思を持ってるし、おまけにタカラだし、最初見たときはトランスフォーマーの新作かと思ってしまいました(ホント)。
エクスカイザーはキングローダーと合体してキングエクスカイザーになって、さらに番組中盤からドラゴンカイザーと合体してグレートエクスカイザーになるので、最初見たときは特撮戦隊物かと思ってしまいました(ウソ)。
ストーリー等細かい部分は覚えていません。て言うか見てない。

勇者ライディーン[1975年]

ムーの血をひくひびき洸が操縦する。ゴッドバードへの流れるような変形が美しい。
が、首がとれてナイフ(?)がとびだしたりしてしまうのが悲しい。
フェードイン時に洸の乗るバイク・スパーカーがどうなるのかが当時のお子様たちの間で話題になった。が、結局ライディーンの腹部に収納されるというオチだった。つまらん。

UFO戦士ダイアポロン[1976年]

えー、タケシ率いるUFO少年団が、ダザーン軍団と戦うお話。
ダイアポロン自体は、アポロンヘッダー・アポロントラングー・アポロンレッガーがそれぞれ合体に不要な部分を収納(!)して合体。それだけならまだ笑ってすませられるのだが、あらかじめアポロンヘッダーに収納されていたタケシが、ダイアポロンの中で巨大化して同化するのにはもう言葉もない。ちなみに、キャラクターデザインが芦田豊雄なのはあまり知られていないはず。
041115追記・・・実は子供の頃結構好きだったんだよね。

UFO戦士ダイアポロンII[1976年]

前出、UFO戦士ダイアポロンの続編(???)。アクションシリーズと銘打っているが、要はフィルムを使いまわして再編集(すらしてないかも)して放映したもの。長い間幻とされていたが、なんのことはなくスカパー等では放映されていた。
ダイアポロンとダイアポロンIIではどこに違いがあるのかは比較したことがないので不明。
041115追記・・・股間がだいあぽろん(意味なし)。

UFOロボグレンダイザー[1975年]

マジンガー3部作(?)の最後。その証拠に兜甲児がレギュラーで出演する。
当時番組を見ていた人は、いつ兜甲児がマジンガーZに乗るかを期待していたのだが、最後まで乗ってくれなかった。「ボス」と「ボスボロット」はたまに出るのに・・・。
肝心のグレンダイザーは、オープニングでありとあらゆる武器を披露してくれて、なかなかかっこいい。

【よ】

【ら】

【り】

【る】

【れ】

レッドバロン[1994年]

レッドバロンってーと、どうしても特撮のイメージがありますな。
それはさておき、巨大ロボが格闘するアニメである。たぶん格闘ゲームの影響なんじゃないかと思うのですが・・・。

【ろ】

六神合体ゴッドマーズ[1981年]

地球に攻めてきたギシン星人と対決するコスモクラッシャー隊。そのメンバーの明神タケルは、ガイヤーに乗り込み、5体のロボット(スフィンクス、ウラヌス、タイタン、シン、ラー)と合体してゴッドマーズになり、あっという間に必殺技ファイナルゴッドマーズをぶちかます。
実はタケルはギシン星人で、双子の兄のマーグがいて、これがまた美形で当時ドはまりしたお姉さま方々が多かった。

【わ】

惑星ロボダンガードA[1977年]

松本零士唯一の巨大ロボットもの。200メートルもの身長や、ブ厚いくちびるや、初登場の遅さや、原作ではラスト1コマのみの登場など、色々いわく付きの番組。
美形のライバルを登場させることで女性ファンをものにした。
041115追記・・・御大はご自分の作品の世界観をリンクさせまくってますが、こいつだけはリンクされないだろうなと思う今日この頃。

【を】

【ん】