雷鳴寺六拾八間堂

X68000ATom(終了)

てんちむよー

2013/07/22
ということで記事にするのをサボってただけで、X68000ATom自体は2009年秋にロールアウト後、そのままメインPCとして使用開始した。
で、使っていくうちに組み立て時のミスや細かい問題がちょこちょこと出てきたのでそのへんを(当時の記憶を頼りに)レポート。
我ながらあきれたのが、前面USBポートの上下が逆だったこと。端子部分が上を向いている状態なのである。しかも実際に使い始めてからしばらくしてから気付くという体たらく。
接着しているわけではないので、分解してUSBポートをひっくり返せば正位置に戻るのだが、使用には問題ないのでそのまま使うことにした。

天使の里

2013/07/23
使っていくうちおかしくなったのが、FDD1に取りつけたSDカードリーダー。最初のうちは問題なく使えていたが、いつの間にかカードリーダー自体は認識されているものの、SDカードを挿入しても「ドライブにディスクを挿入してください」と認識しなくなっていた。
USB接続(いわくつきの前面USBポートね)した別のカードリーダーだと正常に認識するのでSDカードは正常。
これも分解して交換すればいいんだろうけど、滅多に使わないので外付けカードリーダーでいくことにした。

森の子リスのミーコの大冒険

2013/07/25
使い始めて約3ヶ月経過。年末の大掃除に合わせて内部を確認してみたところ、左タワーの内側のCPUファンの吸気口のフィルターが結構汚れていたので清掃。ちなみに今回は排気ファンとかは取りつけていないが、熱暴走の気配は一切なし。
ちょっと困るのが、マザーボード付属のSATAケーブルが短くてカバーが開け閉めし辛いところ。

♪あ~~~水色の雨~~~(有周で)

2013/07/05
ということでしばらく後、長めの市販のSATAケーブル(水色のヤツ)と交換。かなりメンテナンス性が良くなった。

あーぱーみゃあどっく

13/07/29
ちょっと嫌らしいのが、数回、BIOSがRAIDのエラーを出して起動しなかったり、Windows上で「RAIDを再構成してください」みたいな警告が表示されたりしたことがあった。ちなみにその時々の詳しいメッセージ等はすでに失念。
その都度アレイを再設定したり、Windows上で数時間かけて再構築したりすれば、特にファイルの消失とかもなく問題なく動き出す状況。
そんなこともあって「NVIDIA Control Panel」で異常がないかをこまめに確認するようにはしていたのだが特に問題なし。また、RAIDを組んだためイベントログ上にはHDD関連のログがダイレクトには記録されておらずはっきりとは分からないが、感覚上HDD自体の異常でもなさそうな感じであった。
とりあえずは使っている最中にいきなり再起動したりしないのでまあいいか。ということで。

♪とろぴかる~じぇねれーしょ~ん

13/07/30
そんな感じで多少の不都合はあるものの総じて動作自体は快調そのものだったのだが、使っていくうちにいかんともしがたい問題が表面化してきた。その問題とは、CPUやGPUの貧弱さ、である。
このX68000ATomを組むに当たって「CPUはPentium4程度でよし」としてきたのだが、流石に2010年頃にもなるといろいろとキツくなってきたのが実情である。
具体的には.H264でエンコードされた動画の再生や、iTunesの動作、はたまたFlashが多用されたWebページの閲覧等がかなりもたつくのである。
さらに前PCのX68000ATから使ってきた液晶モニタ(NANAO L567)の画面全体に、モアレのようなまだら模様が目立つようになったり、これもX68000ATから使っていたキーボードの左Ctrlキーが反応しなくなったりと、経年劣化の観点からも世代交代を意識せざるをえない状態になっていった。
2009年秋から使い始めて1年半ほど経過したあたりのことだったろうか。

プロジェクト終了

13/07/31
そうこうしているうちに住居を引っ越しすることになり、引っ越し先でデスクトップPCを置くちょうどいいスペースがないこともあって、かなり自問自答した結果Macbook Proを購入。
そしてその直後、私の役目は終わりましたとばかりにX68000ATomが起動しなくなってしまった
OSを再インストールすれば復活するのだが、ここで潔くプロジェクト終了を宣言する。
ま、今回使用したX68000XVI筐体はほぼ無傷なので、そのうち気が向いたらまた何かに流用してみたい。インテルNUCとMac miniを同時に搭載してX68000Twinとか。

ともあれ、約2年という短かい間ではあったが、頑張ってくれた我が愛機に感謝、である。