雷鳴寺六拾八間堂

X68000AT(組立2)

分割!

03/09/03
下の三角ボタンで過去のも見れますよ。

マウンタづくし

03/09/03
これは昨年クラッシュしたVAIO LXのHDDです。 さすがに新品のHDDで位置決めするのは怖いので、これを使ってハードディスクのマウンタを作ります。
ハードディスクはDVD-ROMの上につけます。まずは筐体の上にあるでっぱりを切り取ります。 切り取ったらペーパーがけ。
いきなり途中を省略しますが、こんな感じになりました。写真の手前の方のがHDDのマウンタです。
例によってパンチングアルミ板+アルミ板+エポキシ系接着剤を使って現物合わせで。
DVD-ROMと違って位置の微調整がない分楽です。

まだまだいくよぉ~

03/09/04
いよいよマウンタシリーズ(?)のラスト、マザーボードです。
直接マザーボードを置いたり外したりするのもやっぱり怖いので、マザーボードと同じサイズのプラ板を切り出すことにします。 写真はプラ板の上にマザーを置いたとこです。
で、切り出したプラ板にマザーボードと同じ位置のネジ穴を開け、そのネジ穴にスペーサーを取り付けます。 スペーサーは樹脂製のものを使いました。
プラ板のダミーを作ったとはいえ、やっぱり最終的にはマザーを置いてみないとわかりません。 ということでこの位置に決定しました。
さきほど決めた位置に、スペーサーを取り付けたプラ板を置きます。 スペーサーにはおなじみエポキシ系接着剤をつけておいたので、接着剤が乾いたあとでネジを外すとスペーサーの位置が決まるという寸法です。
こうなりました。見づらいですが、筐体内の黒い部品がスペーサーです。
あ、筐体内に残った金属板で折り曲がっていた部分はあらかじめ切りおとしています。 念のためにあとで絶縁テープでも貼っておきましょう。

♪青く輝く海原超えて~

03/09/08
筐体の方は一段落したので、パワーランプやHDDアクセスランプのLED部分を加工します。 写真はXVI独特のLED基盤です。
で、LED買ってきました。パワーランプは青色LEDを使います。 昔Oh!Xで、パワーランプを青に改造する記事があって、いつか自分でもやってみたかったんです。 ちなみにHDDアクセスランプは赤にします。
LEDを交換しました。基盤についているLEDを固定している部品をそのまま使えば楽勝です。
マザーボードの位置決めの際に、この基盤が干渉することが判明したので、該当部分を切り取りました。というか破壊した感じですか。

なにこれ?

03/09/11
実はX68000の底面基盤の裏側です。こいつを使ってはんだ付けの練習をしました。 基本に忠実に、ケーブルに予備はんだしてから基盤のはんだの部分とくっつけます。 さーいよいよ次は本番。乞うご期待。

肩すかし

03/09/12
と、その前に。
マザーボードと電源とDVDドライブを接続して一旦動作確認しました。この時点ではDVDドライブのイジェクトは正常に動いています。
余談。ついでにパワーランプを接続してみました。青色LEDが美しく光りました。
・・・でも昔のOh!Xの記事写真ではもちっと青白く光ってたような。
写真だとそう見えるみたいですな。

今度こそは

03/09/13
本番です。
まず、X68000側のディスクイジェクトスイッチの基盤からのびているケーブルに予備はんだをします。 調べたところ1番と2番のケーブルがスイッチの線になっています。
DVDドライブのカバーを開けたとこです。フラットケーブルの付け根あたりにあるのがイジェクトスイッチ部分です。
4ヶ所はんだ付けされている部分がありましたので、リード線を接触しショートさせてどれが端子か探り当てます。
結果、前面の2つが端子であることがわかりました。
集中力を極限まで高めてはんだ付けします。
思ってたよりもサクっとできてしまいました。
そして検証です。もう一回各パーツを接続します。
CDを挿入して接続したイジェクトスイッチを押すと・・・

げちょーん

CDが排出されました。なんとうまくいったようです。

しおしおのぱー

03/09/15
マロニーではありません。光ファイバーです。
DVD-ROMのアクセスランプから、光ファイバーを通して光を筐体に届けようと、オーディオ用の光ケーブルを切って中身を取り出したものです。
結局4本束ねても十分な光量が得られなかったので頓挫です。
あー光ケーブルが1本無駄になってしまった・・・。
というわけでアクセスランプもはんだ付け作業することにしました。

トラブル発生しつつも

03/09/16
まず、DVD-ROMのアクセスランプのLED部分にとりあえずリード線をはんだ付けします。
もう手馴れたもんで、フンフン~てな具合にうまくいきました。
しかし、この作業の直前にちょっとした失敗が。それはこの写真のリード線の色が赤と茶色なのが証明しているのでした。
筐体側のアクセスランプは2色LEDのため、足が3本(=ケーブルが3本)あります。そこで、また実際に各パーツを組んで、あらかじめDVD-ROMにはんだ付けしたケーブルと筐体側のアクセスランプのケーブルを接触させ、どの線が緑色のLEDになるか調べます。
結果、1番と3番のケーブルの組み合わせでした。あ、ここは極性があるので注意してください。
この写真でいえば、黄色と青のケーブルがそれらに該当します。しかし実は、黄色と青のケーブルはドライブ1のケーブルになります。で、赤と茶色のケーブルはドライブ0です。
・・・つまり、使うはずのドライブ0のケーブルを根元からバッサリしてしまったのでした。
しょーがないので、上の写真の通り、ドライブ1の方で接続するケーブルを検証して、ドライブ0のLEDのところにはんだ付けしたのでした。
写真下の方に見える小さな基盤が、筐体側アクセスランプの基盤の裏面です。
ちなみに、はんだ付けした部分は熱収縮チューブとビニールテープで絶縁してあります。

♪空にそびえるくろがねの城~

03/09/17
ベゼルをガイドにしないと、イマイチCDがうまく挿入できないので、ベゼルはつけたままにすることにします。
前にマウンタを作ったときに、ベゼルの色を黒くしておけばドライブ1のスリットから覗いてもおかしくなさそうだったので、とりあえずガンメタルのスプレーで塗りました。
さらに、はんだ付けしたケーブルを引き出すために、ベゼルのアクセスランプの部分とイジェクトスイッチの部分に切り欠きを入れます。
で、こんな感じ。
なお、元のアクセスランプの穴は、光がもれないようにビニールテープでふさいでいます。

異機種改造系某サイトからのリンクされたことだし

03/09/18
いや。がんばっていかなあかんな、と。
ではDVD-ROMを筐体に取り付けます。その前に左タワー部背面の不要な部分を切り取ってツライチにします。プラカッターでしこしこと切って、あとはペーパーがけです。
ついでに金属の部分にはビニールテープを貼りました。
次にDVD-ROMを筐体の中に置いてみたところ、ドライブ1のスリットからケーブルが見えてしまうことが判明したので、スリットをふさぐことにしました。
細く切ったプラ板をガンメタルで塗ったものをスリットの裏側から貼り付けます。
で、自作したマウンタにドライブをネジ止めします。
ハードディスクのマウンタを先に作ったせいで、上側のネジを止めるのに苦労しました。 工具はケチったらいけませんね。
そしていよいよ動作確認です。
CDを挿入すると、ちゃんとアクセスランプが点灯しました。
写真で見えるかな?

しかしこのドライブ、音が凄いですね。静音ユーティリティがあるらしいので、組みあがったら導入してみよう。

そして、イジェクトボタンを押すと・・・
げちょーん

「博士、成功です!」

「やったぞ、キクちゃん!!」

「いい感じですぅ~」