これは昨年クラッシュしたVAIO LXのHDDです。
さすがに新品のHDDで位置決めするのは怖いので、これを使ってハードディスクのマウンタを作ります。
ハードディスクはDVD-ROMの上につけます。まずは筐体の上にあるでっぱりを切り取ります。
切り取ったらペーパーがけ。
いきなり途中を省略しますが、こんな感じになりました。写真の手前の方のがHDDのマウンタです。
いよいよマウンタシリーズ(?)のラスト、マザーボードです。
で、切り出したプラ板にマザーボードと同じ位置のネジ穴を開け、そのネジ穴にスペーサーを取り付けます。
スペーサーは樹脂製のものを使いました。
プラ板のダミーを作ったとはいえ、やっぱり最終的にはマザーを置いてみないとわかりません。
ということでこの位置に決定しました。
さきほど決めた位置に、スペーサーを取り付けたプラ板を置きます。
スペーサーにはおなじみエポキシ系接着剤をつけておいたので、接着剤が乾いたあとでネジを外すとスペーサーの位置が決まるという寸法です。
こうなりました。見づらいですが、筐体内の黒い部品がスペーサーです。
筐体の方は一段落したので、パワーランプやHDDアクセスランプのLED部分を加工します。
写真はXVI独特のLED基盤です。
で、LED買ってきました。パワーランプは青色LEDを使います。
昔Oh!Xで、パワーランプを青に改造する記事があって、いつか自分でもやってみたかったんです。
ちなみにHDDアクセスランプは赤にします。
LEDを交換しました。基盤についているLEDを固定している部品をそのまま使えば楽勝です。
マザーボードの位置決めの際に、この基盤が干渉することが判明したので、該当部分を切り取りました。というか破壊した感じですか。
実はX68000の底面基盤の裏側です。こいつを使ってはんだ付けの練習をしました。
基本に忠実に、ケーブルに予備はんだしてから基盤のはんだの部分とくっつけます。
さーいよいよ次は本番。乞うご期待。
と、その前に。
余談。ついでにパワーランプを接続してみました。青色LEDが美しく光りました。
本番です。
DVDドライブのカバーを開けたとこです。フラットケーブルの付け根あたりにあるのがイジェクトスイッチ部分です。
集中力を極限まで高めてはんだ付けします。
そして検証です。もう一回各パーツを接続します。
マロニーではありません。光ファイバーです。
まず、DVD-ROMのアクセスランプのLED部分にとりあえずリード線をはんだ付けします。
筐体側のアクセスランプは2色LEDのため、足が3本(=ケーブルが3本)あります。そこで、また実際に各パーツを組んで、あらかじめDVD-ROMにはんだ付けしたケーブルと筐体側のアクセスランプのケーブルを接触させ、どの線が緑色のLEDになるか調べます。
しょーがないので、上の写真の通り、ドライブ1の方で接続するケーブルを検証して、ドライブ0のLEDのところにはんだ付けしたのでした。
ベゼルをガイドにしないと、イマイチCDがうまく挿入できないので、ベゼルはつけたままにすることにします。
さらに、はんだ付けしたケーブルを引き出すために、ベゼルのアクセスランプの部分とイジェクトスイッチの部分に切り欠きを入れます。
で、こんな感じ。
ではDVD-ROMを筐体に取り付けます。その前に左タワー部背面の不要な部分を切り取ってツライチにします。プラカッターでしこしこと切って、あとはペーパーがけです。
次にDVD-ROMを筐体の中に置いてみたところ、ドライブ1のスリットからケーブルが見えてしまうことが判明したので、スリットをふさぐことにしました。
で、自作したマウンタにドライブをネジ止めします。
そしていよいよ動作確認です。
げちょーん